履歴書の正しい書き方【資格欄】

看護師の資格を活かし転職したいという人は少なくないはず。最近は病棟や医療福祉施設だけでなく、治験や義肢の技術者、産業看護師などと働く場も多様化されてきました。そんな中、取れる資格というのも多様化してきましたが、履歴書に書く際アピールポイントとして書きすぎてしまっている人が多すぎるといいます。
そこで今回は、履歴書の資格欄の正しい書き方についてお話したいと思います。

まず何をアピールするためにその欄を記入するのかよく考えて書きましょう。看護師のほか医師や司法書士といった資格は、それだけで採用の可否に大きく影響を与えるので、あれもこれも書くのはあまりよくありません。
資格の書く順序というのは、意外と決まっていません。基本的には時系列順ですが、アピールしたい順やアピール力(認知度)の高い順で記載するのがいいようです。
資格の数が少なくアピールするほどではない場合は、時系列順に記載するのが一般的。
アピールしたい場合は、業務に直接関係する資格→評価の高い資格(看護師の場合、認定資格や専門資格などの特別性のあるもの)の順。特に強くアピールしたい場合は、アピールしたい順番に記載します。
評価の高い資格は、一般に国家資格→公的資格→民間資格の順。
 
次に、これは一般的ですが資格の名称は、略称ではなく正式名称で記載します。
その代わり、国家資格である“看護師”などの場合は、認知度も高い事から資格の名称のみ。民間資格は、資格の実施団体を含めて記載するといいようです。
また、冒頭にも書きましたとおり、業務にも直接関係のない資格まで書きすぎても「だからどうした?」という話になりかねないものが多々あります。業務の性質等にもよりますが、この場合は求人の内容に沿う重要な資格だけを抜粋して記載するのがスマートな書き方。(例:医療業務に就きたいのに「映画検定1級」など)応募職種に関係のないものは省きましょう。
最近はパソコンなどでカルテを製作するなどの病院も増えてきていますから、パソコン関係の資格などがあるといいでしょう。
それでも多くアピールしたい資格を保有している場合は、1行の欄にまとめて書いてしまってもいいかもしれません。

資格を保有している事をアピールするのはいいのですが、持ちすぎていても統一性が無いのは逆に「この人は熱しやすく冷めやすいのかも」と思われるかもしれません。“多趣味は無趣味”。自身が何を求めているのかよく考えて取得しアピールするといいでしょう。

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