転職したいと思ったら

きっと誰であろうと、どんな職場であろうと、何かしらの理由で“転職したい”と思うときはあるのではないでしょうか?それはもちろん、看護師だって同じ事。なぜって?ご周知の通り日勤夜勤関係なしのハードワーク、医師と患者に板ばさみな上に同僚や先輩・後輩看護師とそりが合わないともなれば致し方がない選択肢の一つだからなのであります。
しかし、だからといって、「転職さえすれば万事解決!」なんて事は微塵も考えてはいけないという事を自覚していただきたいと思います。もしあなたが「職場の人と上手く行かない」「仕事が楽しくない」といった考えだけで転職を希望しているのであれば、きっとそれはあなたにわずかながら責任転嫁な質があるのだという事を理解しておいた方がいいといえるでしょう。
少なからず入職して1ヶ月やそこらでその結論に達したのであれば、それはほぼ確定かもしれませんね。

さて、ではなぜそんな気持ちになってしまうのでしょう?
それはきっと、仕事に“やりがい”を感じられずやらされ作業となってしまっているからだと思います。要は仕事に対してどうしてもネガティブシンキングになりやすいのですね。与えられた環境というのは、その人の視点によって天国とも地獄とも変わります。まずは他人だけを責めるのではなく、なぜ自分に対してその人がそんな対応をするのかなどを考えてみるといいでしょう。
もしも「本当にこのまま転職してもいいのかな?」と少しでもモヤモヤした思いがあるのであれば、きっとそんな風に客観的に自分を見るだけでも仕事に対する考え方が変わると思いますよ。

これと一転し、もしもキャリアアップを考えての転職であるのならば迷わずいってみてもいいでしょう。しかし、自分のキャリアがそこまで見合ったものかというのは考えた方がいいかも。まずは信頼できる先輩や上司に相談してみるのもいいですね。
そこでその職場でのあなたの存在価値も分かるはずです。「どーぞどーぞ」と言われたのであれば「この職場では必要とされていない」と感じるかもしれないでしょうし、「考え直して」と言われれば、必要とされているのだと自覚し、ちょっと嬉しいですよね。これもまた、ポジティブに考えられるかネガティブに感じるかで変わるかもしれませんが、そういった慎重さを常にもつ事が転職する上で最も大事な事だといえるでしょう。だってこの転職で成功するか失敗するかは誰にも分からないのですから。

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